「臆病者のための裁判入門」 橘玲著
を最近読みました。
タイトルに裁判入門と書いてありますが、著者は弁護士等の法曹関係者ではありません。
内容は、外国人の友人と日本の保険会社とのトラブルに巻き込まれた著者が、
外国人の友人とともに、弁護士をつけずに、保険会社に対して調停やら訴訟やらを進めていくお話です。
特に訴訟を進めていく過程が詳しく書かれており、
地方裁判所と簡易裁判所の間の移送のやり取りや、
著者が通訳人の費用について裁判所に見積りを求めるところなどは、
本人訴訟らしいというか、新鮮で面白かったです。